家族葬とは

家族葬には明確な定義がなく、ご家族だけで執り行う葬儀を思い浮かべる方や、ご家族やご親族、親しい友人を中心とした少人数での葬儀を連想する方などそれぞれ取り方が違っております。
基本的に参列者を限定した少人数の葬儀を家族葬と言います。

ご家族・ご親族を中心に、親しい友人を含む近親者とのお別れを最優先に考え、小規模ながらお通夜や告別式・火葬といったセレモニーを執り行う近年人気のあるお葬式です。儀礼的な弔問がないため、故人さまとのお別れの時間をゆっくりかつ静かに過ごすことが出来ます。

• 一般的な葬儀を、
  小規模かつ費用も
  抑えて行いたい
• 遺族だけでなく
  親族や親しい方々と
  ゆっくりお見送りしたい
• 故人が高齢だったため、
  知らせる方が少ない

家族葬の注意点

一般葬であれば、参列者に「挨拶」として一度に故人の死去に至る経緯や参列の御礼などを伝えることができます。またご友人等も故人との最後のお別れをすることが出来ます。しかし家族葬は参列者を限定するため、葬儀後にご不幸を知った方が、時間が経ってからご自宅へお越しになり、その対応等で結果的に負担をしいられる可能性があります。

また、ご家族だけの判断で、ご親族の理解をきちんと得なければ、トラブルに発展する恐れがあります。葬儀のお知らせをご家族や近親者などに限定した場合、連絡がなく参列できなかった方に、後から苦言を言われるなど、トラブルにつながる場合があります。

一般葬であれば、ある程度見込める香典がほとんど見込めないことから、一般葬より費用負担が大きくなることもあります。

ご家族が思っている以上に、繋がりが大きいご友人が、故人と最後のお別れが出来ない事で気持ちの整理が中々つかないことが考えられます。